今日は遅い時間にある集まりに出かけて，人生経験豊富な人生の先輩から，今の自分の状況を踏まえて，色々と激励を受けてきました。
あなたは気づいていないと思うけれど，あなたにはすごい力があるんだよ。
そう言ってもらえると，挫けそうな気持ちも吹き飛んで，よしやってやろう，という気になります。
元々，人に借りを作りたくないという面倒な性格なので，素直に人に頼れない部分があるんですね。弱みを見せたくない。分からないことがあっても，先ず自分でなんとかしようと思うし，少々大変なことがあっても，周りに弱音を吐くようなことはしたくない。
人間関係を貸し借りで全て捉えている時点でどうかな，という感じですが，昔から，何かしてもらったら借りができた，負い目がある，下に見られている，といったひねくれた気持ちになって，とにかくその場で，それば難しければ極力早く，何かこちらからしてチャラにして，イーブンの状態に戻そう戻そう，としていました。
でも，最近，それが本当にちょっとずつ変わってきていて，しんどいときは素直にしんどいと言えばいいし，分からないなら分からない，教えて，と素直に聞けばいいんじゃないか，と思うようになってきました。
それで借りを作った，と思うんじゃなくて，それによって得たものをまた違う場所，違う人にフィードバックすれば，それが恩返し，という意味で，貸しを返せる，と思えばいいんじゃないか，と思います。
自分が人に何かした時に，すぐに何か返してくれと思うか。思わないです。それより，その立場に立った時，単純に困っている人の役に立てたら嬉しいな，と思うし，実際に役に立てたら本当に嬉しいです。
実は，人はそういうもので，きっとその場で貸し借りはなくなっていて，与えた側もそういった貢献したという喜びを得ていて，お互いにプラスになってるんじゃないかな，と思うんですね。
そういう風にちょっとずつ考え方が変わってきて，少しずつですが，素直に周りに自分の気持ちを話せるようになってきました。昔の自分ではとても考えられないことですが。
人はやはり支え合ってこその人なのかな，という気がします。
