これがびっくりチャンポンスペシャルです

 前回の出張の際にも立ち寄ったのですが,東加古川の大和(やまと)という中華料理のお店にお邪魔してきました。

 前回は,私はちゃんぽんの小と餃子のセットになったのを頼んでちょっとえらい目に遭い,同行のスタッフは高を括ってちゃんぽん中と炒飯を頼んでうちの大食い大関以外は惨憺たる結果に終わるという痛い目に遭ったのですが,今回はうちの大食い横綱がいるということで,壁に貼ってあったあのデカ盛りを頼んでみよう,ということになったのでした。


 ちなみに,このお店ではちゃんぽんは,「ちゃんぽん,ちゃんぽん(中),ちゃんぽん(小)」という扱いになっていて,勝手に思っていたちゃんぽん(大)が並の扱いで,それを減らして中,小と言ってるそうです。

 大概の量になるとは思っていたのですが,大丈夫ですよと言う横綱の言葉を信じて注文してみました。

 途中,ご好意で厨房を覗かせていただいたのですが,たらいのような器に,湯がいた麺を何度も投げ入れ,大ぶりの中華鍋いっぱいに作った具を全部盛っている様子を見て,これは1人で食べる量じゃないな,と思ったのでした。

びっくりチャンポンスペシャル

 ちょっと分かりづらいかもしれませんが,途方もない大きさです。

 この段階で横綱はまだ余裕をぶっこいていて,食べれそうな気がする,なんて言ってました。お店の人に,30分以内に完食なら無料になりますよ,と言われ,タイマーをセットしてチャレンジすることに。

びっくりチャンポンスペシャル

 5分経過の時点でさほど減っていないのを見て,これはもう無理やな,と思いました。手前に写っているのが私が頼んだちゃんぽん(小)ですが,これでも普通のお店なら大盛り扱いになると思います。ただ,麺はそんなに入っていないので,具はほとんど野菜だし,お腹いっぱいにはなりますが,もたれる感じはないですね。

 肝心の味ですが,ごま油がほんのり効いていて,とっても優しい味わいです。ほんとうにおいしいですね。

 途中まではいいペースで,麺に手をつけているのを見て,お店の人も期待できますね,なんて言うてはりましたが…

びっくりチャンポンスペシャル

 結局半分以上残っている状態でタイムアップとなり,闘う気力?を失ったか,はたまた本当に限界が来たか,もう無理です,と残してしまうことになりました。もったいないので少しだけ手伝いましたが,麺が汁を吸ってうどんのようになっていて,これを食べるのはたとえお腹が空いてても厳しいなぁ,と思いました。

 お店の方に曰く,これまで完食したことがあるのは1人だけで,それも2時間かけて完食したそうです。ただ,その方はチャーシューとか他の一品をつまみながらだったらしいですけどね。

 その他,ほとんどの人は具の段階でキブアップして麺までたどり着かないか,先に麺をやっつけようとして結局具を全く食べることができないか,そんな感じになるそうです。

 勇んで挑戦したものの,なんともみっともない結果になってしまい,これは次からは謙虚に控えめに注文しないとな,と思った次第です。
 


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