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少し前にゴーヤを天日干しにした,と書いたのですが,結局その後,味噌汁の具に使う機会がなく,今に至るまでそのまま放置してあったのでした。
からからになっているので傷むわけではないのですが,いつまでもほっといてもな,と思い,この週末はポテトチップス作りをしたので,ゴーヤチップスも作ってみるか,ということになったのでした。
いつものようにほうろく屋の菜種油を温めて,ザッとゴーヤを入れて,ふと横を見たすきにえらいことになってしまいました。
からからとはいえ,若干緑が残っていたのですが,ふと見ると真っ黒と言っていいくらいに色が真っ黒けになっているゴーヤが目に入りました。
一体どうなったのか,にわかに理解できなかったのですが,おそらく油の温度が高すぎたんだと思います。
加えて,からからになっていたので,油を一気に吸ってしまい,中からも急激に温度が上がってしまったんだろうな,という気がします。
慌てて油から出したのですが,時すでに遅し。
まるでバイキンマンのバイキン草のエキスをかけられたかのように,何ともいえない黒っぽいゴーヤチップスになってしまったのでした。
食べてみた感じですが,サッと振った宮古島の雪塩と相まってうまいのはうまい。
軽い苦みを感じつつ,でも,香ばしくて,塩気があっておいしいのはおいしいんですね。
ただ,この苦いのが,ゴーヤの苦さなのか,焦げて苦いのかが分からず。
どっちなのかなぁ,と思いながら,結局最後まで自分1人で食べてしまったのでした。
ちなみに,あれだけ真っ黒けになったので,油はどうなったのか,と心配だったのですが,すくってみると意外ときれいな状態で,黒くなったのはゴーヤだけで,乾燥してるから黒いのが油に移ったりはしていなかったようです。
次からは油の温度を下げるか,まだ水気が残っているゴーヤを使ってチップスにしてみよう,と思います。
いい勉強になったな。