二四三屋(ふじみや)

仕事前にちょっと時間があったので,高山市内をぶらぶらしてきました。まだ時間が早かったので,閉まっているお店が多く,人出も少なくて,気楽にぶらぶら歩くことができました。

最後に飛騨高山に来たのは,自分が司法試験に受かった平成20年の11月,ちょうど司法修習に入る直前だったので,もうかれこれ8年前になるんですね。新婚当初から毎年のように来ていたのですが,子どもができて,しばらくは温泉に入れないなぁ,ということで足が遠のき,気がつけばこんなに時間が経っていました。

その時に,予想外の猛烈な雪に襲われて立ち往生したり,色々あったのですが,それはまた別の機会に書きたいな,と思います。


宮川朝市の手前の鍛冶橋の西詰といったらいいのでしょうか,宮川の高山駅側のたもとにあるみたらし団子のお店,二四三屋(ふじみや)さんは健在でした。

朝食を食べたばかりだったし,特別お腹が空いていたわけではないので,最初は通り過ぎたのですが,1本80円に惹かれて後戻りして,すいません,1本お願いします,と結局いただいてしまったのでした。

こちらのみたらし団子,みたらしとありますが,全く甘くなくて,団子に塗られているのは醤油で,甘さは全くありません。団子は餅米ではなく,うるち米のようです。成分的には五平餅と同じ,とざっくり言うとそんなところでしょうか。

二四三屋(ふじみや)

朝日が携帯の画面に当たってピント合わせがうまくできず,団子に全くピントがあっていないのがあれですが,かなり小ぶりの団子が5つ並んでいて,ほどよい焦げ目がついていて,それに醤油だれがまぶされて,ちょっとつまむにはいい具合の大きさで美味しいです。

しかし,このお店,本当に狭いですね。人が2人並んだらもういっぱいな感じです。

団子を食べていると,売り子のおばちゃんが手前の障子窓から体を出して,隣の洗い場で手ぬぐいか何かを洗って絞っていました。

子どものころは,こういう屋台などのジオラマのプラモデルを作るのが好きでよく作っては眺めて楽しんでいたのですが,それが原寸大になった感じで,あぁ,なんかいいなぁ,こういうキュッとこぢんまりした感じは,と思ったのでした。
 


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