ポテトチップスを揚げているところ

 

今日は祝日でお休みだったのですが,家内がフェイスペイントの仕事で出かけたので,ごはんの用意をすることになりました。

 

何がいいかなぁ,と思ってふと見ると,こないだイズミヤで買ってきた,農家の方の名前入りの野菜が売っているコーナーに置いてあった大和五條産もちより広場の北海こがねというジャガイモがあったので,ポテトチップス作ろうか,と思い立ったのでした。

 

とりあえず水洗いしてたわしで土を落としてスライスしていると,自分も切ってみたい,と長女が言ってきたので,とりあえず好きに切ってみ,と言って切らせてみました。

 

最近は料理のお手伝いをするのが楽しいようで,あれをしようか,これをしようか,と言ってくれます。

 

親としては,まだまだ子供やから包丁を使わせるのは危ないかな,と思ったりもするのですが,そこは何事も経験だし,ということで,最低限の注意だけして好きなようにさせているのでした。

 

ポテトチップス

 

お父さんがスライスしたジャガイモはこんな感じで,薄いのは本当にパリッとしていてポテトチップスな感じ。

 

若干厚みのあるのは中がしっとりとした感じですが,これはこれでジャガイモの甘みが感じられて美味しいです。

 

ポテトチップス

 

長女が切ったジャガイモはこんな感じ。これもベイクドポテトみたいな感じでほくほくしていて美味しかったです。

 

油は以前,「A seed」さんから送っていただいたほうろく屋さんの荒搾りの菜種油を使いました。

 

火を通す前の菜種油は若干青臭い感じがするのですが,火を通すとまろやかで素材の風味を活かすような感じになりますね。

 

ジャガイモは6個入って140円。宮古島の雪塩をパラパラッと振ったのと,油の分が多少あるとして,コスト的には200円はかかってないと思います。

 

A seed」のジェフリー・ロウさん曰く,添加物などてんこ盛りの出来合いのものを避けると食べれるものがなくなるとか,お金がかかって食べられないとか,そういう前に,自分でシンプルに作れるものを作ってみてはどうか,とのこと。

 

いつしか,自分で素材や調味料などを揃えて料理を作ることがすごくコストのかかるようなことにように思うようになっていましたが,こうやって自分でやってみると,たしかに多少の時間はかかるものの,結構手頃に自然で美味しいものが作れるんやな,と実感した次第です。

 

また,ジェフリーさんはこうも仰っていました。

 

Facebookでいい物を口にする機会を作りましょう,ということが話題になっていて,そういえば自分は祖父や親にいい物を食べさせてもらっていたなぁ,それを思うと自分はそこまでできる甲斐性がないな,ということを書いたのですが,それもあるけれど,普段の食生活で基本的なことを教えていくことも大事なんですよ,とコメントをもらったんですね。

 

これまでは何も考えずに,子供たちが欲しいというものをそのまま与えるだけでしたが,こうやってちょっと一手間掛けて何かを作って,あるいはいっしょに作ってみて,これはこういうもんやで,というのを少しずつ教えていくこと,これなんやな,と今回思った次第です。

 

いきなり何もかも全てをこういう感じで手作りで,というわけにはいきませんが,折々に自分の経験を踏まえて,これはこういうもの,ということを娘たちに教えてあげることができたらな,と思います。

 

そうやって作った今日のポテトチップス,お父さんの口には入らず(味見で何枚かつまんだだけ),娘たちがあっという間に平らげてしまいました。

 

おいしかったのならよかったです。

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