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先週の土曜日の練習に引き続き,今朝も7時からのソフトボールの朝練に参加してきました。
今日は昨年の地区優勝チームの方が臨時コーチで来られていて,色々とアドバイスをいただきながら,シートノックなどの練習をしました。
全くの未経験なのでまだまだ分からないことだらけなのですが,今日はいくつか有益なアドバイスをいただいたので,備忘を兼ねて書いておきたいと思います。
捕球のとき,グローブの前に反対の手(素手)を出さない
ついつい落球してはいけない,と思ってグローブに右手を添えるような感じで捕球しようとしていたのですが,突き指するからそれは絶対やめるように,とアドバイスをいただきました。
癖になっていて,なかなかそれがうまくいかず,意図的に右手を引くようにするとなんだかバランスが悪くなってちょっと大変でした。
落としちゃいかん,という気持ちもあって余計焦ってしまい,何度もゴロをポロポロ落球してしまいました。
練習後,臨時コーチから伺った話では,ソフトボールの玉は野球の硬式球と同じで中身が詰まっているからとても硬く,まともに当たると突き指ではすまなくて,軽くて爪が剥がれる,ひどいと剥離骨折などの複雑骨折になってしまって大変だ,とのことでした。
怪我をしては元も子もないし,治りに時間がかかって戦力が減るほうが痛手なので,素手を一緒に出すのは絶対にしないように,とのことでした。
体の正面で捕球できるのが一番だけど,無理せず,グローブを体の左右に出すような感じで,はたいて後ろに逃さないくらいでいい,そうしていると自然と後追いで素手がグローブに添えられるようになる,とのことでした。
ボールは肩ではなく,手首のスナップを利かせて投げる
以前,階段から落ちて右肩を痛めたのが古傷で残っているので,何度かボールを投げてくると,段々肩が痛くなって距離が出なくなるんですね。
普段から肩を鍛えるいい方法がないですか,と聞いたところ,臨時コーチから,そもそもボールは肩ではなく,手首のスナップを利かせて投げると勢いがつく,という説明をしていただきました。
可動域の広さでは,手首,肘,肩と段々狭くなっていくのですが,肘のしなりと手首のスナップを合わせて投げると,肩を使った力任せの投球よりもより勢いがつき,肩の負担も抑えられる,とのことでした。
ウォーミングアップの段階でまだ肩が温まっていないときには,あえて肘から先だけ使ってキャッチボールをするのも効果的,とのことでした。
年も年なので,無理が利かないな,とは思っているので,若い頃のような力任せではなく,より負担を減らしてより効果的に力を出す方法をしっかり考えていこう,と思いました。
ボールはノーバウンドで投げるよりゴロのほうが速度が上がる
先ほどのボールの投げ方を聞いているときに出た話なのですが,ソフトボールのように芯が詰まった硬いボールの場合,バウンドすることで速度が増すらしいんですね。
基本的に,バウンドするとスピードが落ちると思い込んでいたので,これは目からうろこの話でした。
ソフトボールは結構重いので,無理してノーバウンドで投げようとすると肩に負担がかかるし,そのままだとスピードが乗らないので思いの外届くのが遅かったりする。
そういうときに,意図的にワンバウンドを入れるとかすると,バウンド後にボールが地面を這って速度を上げて進むらしいです。
ワンバウンドするとなんだかへたくそのような気がしていましたが,意図的にこれを入れるのはいいアイデアやな,と思いました。
離塁アウトにならないように注意しながらスタートを早める方法
ソフトボール独自のルールで,ピッチャーがボールを投げて手から離れるまで離塁をしてはいけない(いわゆるリードを取ってはいけないということですね),離塁するとアウトになります。
普通は,左足をベースにつけてホームに体を正面に向けて構えるのですが,これだとどうしてもスタートダッシュが遅くなるそうです。
そこで,進行方向に向くような形で左足をベースにつけ,右足を後ろに引いて,投球動作が始まると同時にその右足を前に振り出し,ピッチャーの手からボールが離れた瞬間に左足を離してダッシュできるようにするのがいい,とのことでした。
要するに,進塁方向に向かってかけっこのスタートのポーズを取る,ということですね。
たしかにこれだと,ベースから足が離れていないのでアウトにならないですね。
塁審もよほどひどい離塁でない限りアウトにしないとのことですが,いつルールに厳格な審判に当たるか分からないので,そこは気をつけておきたいな,と思います。