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卵醤と書いて「らんしょう」と読みます。読んで字のごとくです。卵と醤油を混ぜたものです。これを飲むんですね。
そんなもん,どないするんや,辛くて飲めんし,卵黄だけなんてカロリー高そうだし,醤油を飲むなんて塩分取りすぎて肝臓に悪いんやないか,という声が聞こえてきそうです。
食事法の一種とのことで,これにより体調を整えることができるようです。中でも心臓を強くするとか,高血圧に効くとか,メタボな自分にとってはなかなかうれしい効能があるようです。
なぜこんなものを試してみようと思ったのか,きっかけは,たまたまどなたかのブログで読んだ,その昔,ルネ・カントンという人が海水を静脈注射して(要は点滴ってことでしょうね。),それにより体調がよくなるということを発見した,という記事でした。
海水が血液の代わりになるという,なんとも過激な内容で,より体調がよくなり,免疫力が高まるとか。
何かと体調がよろしくない45歳のおっさん,特に私のような新しもの好きな者にとってはなんともときめく内容ではあるのですが,医学関係に関しては全くの素人なので自分で試すわけにもいかないし,きっと医者になってる同級生に聞いても,お前アホか,と言われる可能性が高い。
なんとなく,海水のミネラルが体にいいんだろうなぁ,と思い,それに近いものがないかなぁ,とあれこれ調べているうちに行き着いたのが,この卵醤なのでした。
そういえば,若い頃,親父が正食(「せいしょく」でよいのか不明です。)で卵黄と醤油を飲んだら体にええんや,というのでせっせと作らされ,ついでに自分も飲んでみた,ということがあったなぁ,というのを思い出しました。
ただ,いかんせん20代半ばのまだまだ元気があり余っている頃だったので,正直なところこんなものを飲まなくても十分元気で,その効果は正直よく分からなかったのでした。
そんなエピソードも思いつつ,じゃあやってみようか,と食材探しから。
材料としては,有精卵の卵黄1個と,天然醸造(2年とか3年とかかけて熟成するもの)の醤油を卵黄と同量,これだけのようです。これをしっかり混ぜて,グビっといただきます。正直辛い,辛いですけど,うまい辛さというか,まろやかな辛さというか,醤油の香ばしさを感じながらいただけるな,という感じです。
後は番茶でチャチャッとゆすいで,それといっしょに飲んでおけば,後片付けも楽ちんです。
これがよくある無精卵,いわゆる温めても雛が孵らないのは栄養的には全くダメとのことです。
で,効果がかなり強いので続けて飲んではいけない,できたら1日か2日空けて飲むように,とのことのようです。
実際に飲んでみて,どんな感じか。ひと月ほど続けていますが,分かりやすいところでいうと,疲れたなぁ,と思ったその翌日の目覚めがかなりいい,ということです。卵醤を飲んでいなかった頃は,朝起きるとなんともいえない,どよ~んとしただるさ,体の重さを感じたのですが,それがない。たしかに寝不足だったら眠いなぁ,という感じはあるのですが,でも,だるさがないので,眠いけれど体は軽く感じる,そういう印象ですね。
また,これをやることで,なかなか休みが取れずに連勤になったときに,割とすんなり乗り切れる感じになって,これはいいなぁ,と思いました。
ちょっと長くなったので,続きは次回に書きますね。