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前回の記事が8月13日なので,もう2か月も経ってしまったことになります。
あの後,家族で毎年恒例の宮津旅行に行って,その後,写真を整理して旅行の様子をアップしようと思っていたのですが,その後,自分の仕事の件で展開があり,今に至るまでバタバタしていたのでした。
実は8月10日に事務所面接に出向き,こちらの現状を伝えて,8月21日の二次面接で具体的な待遇を提示していただくことになったのですが,こちらが想定していた以上のオファーをいただき,結果的に昨年末までの年俸をわずかに上回る内容であったので,内心びっくりするとともに,当時の事務所の代表と退職の相談をしてからと言いつつ,二つ返事で内心OKを出したのでした。
その後,代表に状況を説明して退職の意向を伝えたところ,予想通りかなり慰留されたのですが,暮れに辞めるか年俸半減を受け容れるかと言われ,その際に辞めてもいい転職先があるだろうから,と言われていたこともあり,それを今さら慰留されてもなぁ,という気がしました。
色々と事情があって,今辞められると大変というのはよく分かっていましたが,家族の生活のことを考えるとこのままでは無理やな,と夏場は感じていたので,家族みんなが安心して,また楽しく経済的な心配をせずに暮らせるように,と慰留を固辞して新たな事務所に移ることになったのでした。
9月末までの1か月はできるだけ担当していた事件などをこなしていこう,とかなり頑張り,また,本や書類の量がかなり多くて,結果的に手に抱えられるサイズの段ボールが26箱になるという,最後は本来出勤日でなかった9月30日の土曜日も夕方から夜の10時前までかかって後片付けをするくらいの後始末に追われ,へとへとになったのでした。
10月1日は日曜日だったのですが,同時に入所する弁護士や事務局の方との顔合わせがあるというので出勤することになり,現在の事務所はシフト制の月9日休みなのですが,結局そこから実質12連勤となって,最後のほうは意識がやや遠のくほどにへろへろになっていたのでした。
現在の事務所は代表の先生も含め,事務所全体の年齢層が私よりも一回り以上下の世代の方が多い若い事務所で,業務の進め方についてもまだまだ分かっていないことが多いとのことで,その点をフォローして体制作りをしていくことも見て欲しい,と言われての移籍になりました。
正直なところ,毎日,こんなことも知らないのか?と驚きの連続ですが,それを指摘すると素直に受け容れて改善してくれるので,いい事務所にしていこうという全員の思いに応えられるよう,老体にむち打って日々気づいたことをフィードバックしている次第です。
そういう感じで,立ち位置は一般の勤務弁護士に戻ったので,以前の社員(役員)弁護士のように勤怠は自由といった感じではなく,基本,10時から19時までで,一応裁量労働で勤怠は自由な部分はあるのですが,基本的にその時間帯は事務所に出るようにしているので,まだ体が慣れていなくて,やることも多く,ちょっと疲れが取れんなぁ,という感じではあります。
休みも連休になったり,1日だったりするのですが,その分,連勤も短くできたりするので,うまく調整して,休みの日は子供たちと出かけたり,家内と食事に行ったりと,オフを今まで以上に充実したものにしていこうと考えています。
いずれにせよ,夏にはこの先どうなるのかなぁ,と思っていたのが,色んなタイミングが重なっていい状態に持って来れたので,本当にホッとしています。
去年の暮れは先行き真っ暗でしたが,今年の冬は穏やかな気持ちでゆっくり過ごせそうです。