今日は本部からお二方出向いて来られて,先日あったとある異動の件で色々と説明を受けていました。

 ひと言で言うと,管理職の立場にある人が,その管理方法に行き過ぎがあったことが大きな要因である,とのこと。

 仕事でもプライベートでもそうですが,人と人との関わり合い,その機微というのは本当に難しいなぁ,と思います。


 もともと自由気ままに生きていきたいと考えている人間で,若い頃から1人で自由にできる仕事をしたいなぁ,と思っていたのですが,なぜか今はある程度規模の大きい組織に所属することになり,しかもポジションとしては管理する側に立っている,という次第です。

 最近の若い人はちょっと注意したらすぐ辞めるとか言いますが,若い人に限らず,相手が持つ能力をうまく引き出すにはやはり相手の特質に合わせた対応の仕方があるんじゃないかな,と思います。

 褒めて伸びる人もいれば,厳しく叱責されて奮起する人もいる。その見極めはなかなかに難しいなぁ,と思います。ただ,ある程度場数を踏めば,何となくこの人ならこうしたら,というのが分かってくるような気がする。あくまで気がする程度ですが。

 個人的には,こと組織内部においては,肩書き上の立場の違いはあれ,実質的にはフラットな関係がいいんじゃないか,というふうに感じています。よく言うのは,私は対外的には責任を追う立場であって,外部の方がいらっしゃるときは我々の立場の違いを明確にしないといけないけれど,内部関係においては立場に違いはない,それぞれが持てる力をフルに発揮できるように留意したいし,ミスを犯したからといって注意はしても怒ったりはしない,ただ,同じミスを繰り返すようなら怒るけどね,ということです。

 誰でもミスを犯すものだし,特に初めてのことならなおさらなので,やはりそこは単純に叱りつけるよりも,本人がしっかり反省できるよう誘導してあげるのが立場上,上に立つものの役目じゃないのかな,という風に考えています。

 後はもう,普段の業務では萎縮することなく,のびのびと仕事ができるよう雰囲気作りをしていくという感じでしょうか。そこは悟られず,うまい具合にやっているつもりなんですけど,どうでしょうね。

 ただ,私が所属する支店の業績はいい感じで上がってきているので,支店全体がいい状態にあるからかなぁ,という気はしています。

 これからもこの心がけは忘れずにいたいと思います。
 


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