おっさんの腹の様子なんて聞きたくないわ,という声が聞こえるような気がします。私もそう思います。まぁ,でも,こういう特殊事情?があるんだな,というのをブログを読んでいただくときの予備知識的に持っておいていただくと参考になるかな,と思って書かせていただきます。

 実は私は胆のうがありません。今から7年前に内視鏡手術で取っ払ってしまいました。もう7年になるんやなぁ… ちょっとグロい画像もあるので閲覧注意ではありますが,取っ払った胆のうや胆石の写真を載せた「胆石ジョージのすべて♪」というサイトがあるので,ご興味があれば覗いてみてください。

 胆のうというのは,肝臓で作られた胆汁を一時的に貯めておく臓器で,この胆汁というのは脂肪を分解して消化吸収しやすくするものです。脂っこいものを食べると,十二指腸を通るのを見計らって,胆のうから胆汁がジュッと(そんな音がするかどうかは知らないけど…)出て,脂肪を分解してくれるそうです。


 その胆のうを取ることになったのはなぜ?ということですが,いわゆる胆石ができてしまい,散らすにはもう遅いほどに大きくなっていて(直径2cmくらいありました…),取るしかないよね,ということで摘出された次第です。

 今思えば,時々背中に痛みが走り,明け方に原因不明の腹痛に襲われていてもたってもいられない状態になることがあったのですが,あれも胆石が胆管に詰まって起きる発作だったんだろうなぁ,という気がしています。

 平成18年の秋頃だったと思いますが,当時科大学院に通っていて,毎日夜遅くまで予習をして,朝早く出かけるという生活を繰り返していて,嫁を起こすのはしのびない,と朝マックが続いた時期があったんですね。

 その日は,刑事訴訟法のレポートを提出する期限の日で,これは家に戻って帰ってくる時間も惜しい,ということで,その日は前日から自習室に泊まり込んで徹夜でレポートを仕上げて提出したのでした。

 なんとかレポートの提出も終わらせ,ふぅ,と一息ついたところ,なんだか腹の調子がおかしい。しくしく痛くなってきました。なんか変なものでも食ったのかなぁ,と思っていたものの,段々立って歩くのも怪しくなってきたので,壁づたいによろよろ歩きながら,ほかの院生に大丈夫ですか?と気を遣われながら,とにかく自宅を目指すことにしたのでした。

 当時,車で通っていて,その日も車を走らせていたのですが,とりあえず飲んだ胃薬が全く効く様子もなく,どんどん痛みが増していき,イメージとしては内臓が雑巾を絞るかのようにねじれるような感覚で,脂汗が出るし,もうこの痛みのやり場がない,というので,車の天井をこぶしで叩きながらなんとか自宅に戻りました。

 その後は,もう独力で運転できるような状態ではなかったので,とりあえず嫁に近所の病院まで連れていってもらったのですが,診察まで待つこと1時間,あかん,もう死ぬかもしれん,と真剣に思いました。

 ようやく診察してもらい,症状を訴えたところ,他人の腹の痛みだからどれくらい痛いか分からんなぁ,という気を失いそうになるようなコメントをもらい,とりあえず点滴しようか,ということになって,30代も後半になって生まれて初めて点滴というのを打つことになったのでした。

 とりあえずその時はそれで痛みが治まり,後日別の病院で検査を受けたところ,大きな胆石ができてる,今すぐ取った方がいい,と言われたのでした。

 ただ,近々司法試験の受験が迫っていて,手術をして受験に支障が出てもなぁ,と思い,再診の予約をしたものの結局診察に出向かずに,最初の試験を迎えたのでした。

 結局,その最初の試験は初日に寝坊して遅刻しかけるなど,緊張のあまり散々な状態での受験となってあっさり不合格となってしまったんですけど,その後,やはりこのときどき起きる痛みをほっておくわけにはいかないな,ということになり,翌年の2度目の受験が終わってすぐ,摘出手術をすることになったのでした。

 意外と長くなってしまったので,次回に続きを書くことにします。


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