お福餅

今日は夕方,森ノ宮のキューズモールに買い物に行ってきました。

ライフで晩ご飯のおかずを買っていたのですが,何か甘いものを買っていこう,とあれこれ見ていたら,赤福ではなく御福が置いてありました。

お〜,これは懐かしい,と思いつつ,赤福と似てるけど,実は御福のほうが歴史があるんやで(実際は赤福のほうが創業が古いそうです。先ほど調べてみました。),と家内に話しながら,1つ買って帰ることにしました。

御福といえば,小学校の修学旅行で伊勢に行った際,出がけに注文票が配られて,お土産に必要な分をまとめて買うというのがあったのですが,そのお土産にピックアップされていたのが赤福ではなく,御福だったのでした。

お福餅

外包みは以前とパッケージが変わっているようですが(昔は「お福餅」ではなく「御福餅」と漢字で書いてあったと思います。),内蓋の図柄は昔ながらのもののようです。

伊勢参りの参拝客向けに茶店を開いて甘いものを出していたんだと思いますが,甘いものが貴重な時代にこれはおいしいおやつだったんだろうな,と思いますね。

お福餅

材料はこれだけで,極力余計なものは入れずにシンプルに作られている感じです。

最近の,一体何でできてるんや?と思うようなお菓子の類と比べて,素材の味わいをそのまま楽しめる良心的な和菓子ではないでしょうか。

お福餅

皇室への献上品でもあったようで,それだけ高い評価を受けている,ということですね。

お福餅

赤福のあんこが三つの山になっているのが,御福は二つの山になっているように見えます。

写真ではちょっと分かりづらいですが,赤福が濃い紫色なのに対し,御福はちょっと淡い紫色になっています。こちらのほうが甘さが控えめな感じがしますね。

餅もこちらのほうが若干軟らかいような気がします。

これはもう,好み次第じゃないかな,と思いますね。

赤福は近鉄沿線に住んでいると割と手に入りやすいと思いますが,御福はあまり見かけないので,今回たまたま近くで見つけることができてラッキーでした。

プラスチックのへら

赤福でも入っている,あんころ餅を取り出すための木べらが,プラスチック製になっています。

よく見ると,御福のイラストがついていて,かわいいですね。

長女はお餅だけ食べたかったようで,頑張ってあんこをどけつつあんこだけ食べていましたが,かなり時間がかかって眠かったのもあり,結局お餅は残してお風呂に入って寝てしまいました。

もうちょっと大きくなったら,この御福のおいしさがよく分かると思います。楽しみやね。
 


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