塩むすび

関東がおむすび,関西がおにぎりなので,本来なら「塩にぎり」とでも書くべきところなんでしょうけど,今回はそのいきさつがあまりにもいじらしくて,その辺を考えると「塩むすび」かなぁ,という気がしたので,塩むすびと書いてみました。

今日も家内が仕事だったので,お父さんと留守番になった姉妹2人。お父さんはややお疲れで起きてくるのが遅かったので,少食な自分は辛抱できるとしても,食べ盛りの妹は何もなしやと無理やな,と思ったんでしょうね。

起き出してキッチンに行くと,上の子がラップを出して,その上に塩を振りまき,炊飯器から取ったごはんをラップでくるんで丸めて,小皿に載せたのを妹に食べさせていました。


いや〜,なんちゅうか,お父さん的には目頭が熱くなるのを隠せないシーンでしたね。

自由奔放な割には周りに対して優しい思いやりのある子ではあるのですが,自分のお腹が減ってるはずなのに,せっせとおにぎりを作って,お父さんも食べる?と言って差し出してくれました。

もちろん,ありがたくいただきました。塩がよう効いてうまかった。最高でした。

夕方,近くの公園に遊びに行ったときに聞くと,実は自分はプチトマト1個食べただけで,塩むすびは1つも食べてなかった,とのこと。妹がお腹空いてたので,全部あげたそうです。

自由気ままに生きてるんやと思いきや,そうやって妹を思いやる気持ちもしっかり持ち合わせているとしって,父親としては本当にうれしく感じるとともに,鳶が鷹を生むとはまさにこのことやな,としみじみ感じた次第です。

いつまでも姉妹仲良く育って欲しいですね。
 


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