これはすごい,と思った考え方が出ていたのでご紹介します。

昨年秋から年明けまでお世話になったエンジェルチューターの由似さんが「【ノージャッジ、判断不要、全てOK】を腑に落ちさせる考え方」という記事をアップされていました。

「人にも神様にも世界にも、ものごとの善悪を判断することは不可能。
つまりこの世に善悪は存在せず、全て世界はOKである。」

この前提には,「世界は自分が創造している,あるいは選択している」という考え方があります。

この考え方は,大きく以下の2つからなります。

一つ目は,世界を否定できない,あるいは否定したくないので,結果的に全てがOKになる,ということ。

現実は心の陰,ということを昔からその通りやな,と思って生きてきましたが,自分の考え,捉え方が反映されているのがこの世の中というのであれば,それを否定することは自分自身の考え,捉え方そのものを否定してしまうことになります。

否定したくなった対象を否定すると自分自身の考え方,捉え方そのものを否定してしまうということで,それはそうしようと思った自分を否定することに繋がるので,そもそもそんな否定を自分はしたくないだろう,ということですね。

結果的に,自分が創造した世界を否定しないので,全てあるがままでOKになる,ということです。

二つ目は,物事の善悪を判断することができないので,結果的に全てがOKになる,ということ。

一見すると「悪」と思えることも,それが生じたことによってそうでない「善」と思えることを選択するようになった,という意味で,結果的には「悪」と思えたことも意味があった,という点で,「悪」とは言えない,ということですね。

物事には両側面があり,それをどちらから観るかだけの違いにすぎない,ということでしょうか。

この2つの考え方を見て,これはすごいな,と率直に思いました。

これまでは,そうあるためにはそうでないことを知る必要がある,という物事を相対的に捉えるような考え方でいましたが,それはあくまで手段としてそうする,ということで,その奥にある本質は絶対的なもの,つまり善も悪もなく,ただ存在するのみ,ということを理解するためのもの,ということなんだと思います。

一つ目はいわば置き換えであり空間的な向こうとこちらと,二つ目は因果の話で過去と未来と,ということで,それぞれ入れ替えることで,結果的に両極にある意味づけが消えてしまう,ということなんだと思います。

物事の本質を見極めたいとお考えの方にはぜひ参考にしてみていただきたいな,と思います。


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