なかなか厄介な争点がある事件を担当していて,それが結審して,1月30日に判決言渡しだったんですね。

正直なところ,五分五分とは思っていたけれど,相手方代理人の若干お粗末な主張に助けられた部分もあって,結構説得力のある主張を展開することができたかな,と感じていた事件でした。

担当判事も結論を迷っている,と言っていたので,正直どうなるかな,と思っていて,この週末もちょっとだけ内心ドキドキしていました。


同じ争点の事件を以前担当した時は,ものの見事に敗訴となってしまい,依頼者の以降で控訴しなかったので,一審の敗訴が確定して,かなりがっくりしたのですが,今回はまだ控訴期間が過ぎていないので確定はしていないものの,一審勝訴の判決を得て,依頼者のためによかったな,と思うとともに,弁護士としてやっぱり勝訴判決を得るのは嬉しいな,と素直に思いました。

普段は,事案の落としどころを探る,というスタンスで,金銭面や時間面,当事者の思惑なども考慮してこの辺かな,というのを考えながら和解を検討するのですが,ホットな争点だとなかなか折り合いをつけることができなかったりするので,今回のように裁判所の判断を仰ぐことになってしまいます。

敗訴だと,もちろん控訴も検討して,控訴審で争うことになるわけですが,基本的によほどの事情がない限り,控訴審で結論がガラッと変わることはないので,正直厳しいなぁ,という気持ちになってしまいます。

今回は勝訴だったので,おそらく相手方は控訴をしてくると思いますが,そこで折り合いをつけて和解をするのか,あるいは,1つ相手方を押さえ込む先例を作るために控訴審裁判所の判断を仰ぐか,なかなか悩ましい問題が残っています。

いずれにせよ,依頼者の利益を一番に,何とかいい形で解決に結びつけたいと考えています。
 


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