OLYMPUS VP-10

先日,親父が人工透析の手術をする,という話を書きましたが,その関係で,週明けにある打合せに出ることができないから,おまえが代理人として行ってくれ,と言われ,ちょうど事務所の用事も特になかったので,代わりに出向くことにしたのでした。

 

話を聞いて報告をしてくれ,と言われたので,万が一何か聞き漏らすようなことがあってはなぁ,と思い,前々から何度も購入を検討しては保留にしてきたICレコーダーを買うことにしました。

 

あれこれ調べてみると,最近はペン型のもので性能がいいのが出回っているようで,昔からICレコーダーでよく聞くオリンパス,パナソニック,ソニーといったメーカーのものを比較して,とりあえず会話がクリアに録音できたら問題ない,ということで,「OLYMPUS ICレコーダー ペン型 VP-10 BLK」を購入することにしました。

 

昨日の夕方,事務所でAmazonに発注し,今日の昼前には無事届きました。

 

OLYMPUS VP-10

パッケージが明らかにビジネス用という感じですね。「会議・商談に」と明記されていて,今回の使用目的にぴったりです。今後も仕事で使うことを想定しているので,PC接続でバックアップが取れることを考えると,内蔵メモリが4GBで最長1620時間も録音できたら言うことなしですね。

 

OLYMPUS VP-10

消せるボールペン,フリクションボールと並べて撮影してみましたが,長さはほとんど変わらないです。よくある水性ボールペンのサイズですね。

 

太さはよくあるサイズの万年筆くらいでしょうか。外装がプラスチックなので,持った感じが極めて軽く,小ぶりな感じがして携帯性に優れていると思います。

 

OLYMPUS VP-10

電源は,ニッケル水素充電池か,市販のアルカリ乾電池か,いずれかを使えるので,いざというときは,電池が切れてもコンビニに行けば電源を確保することができます。

 

設定に電池の種類を指定するところがあるのですが,USB接続で充電するので,うっかりしてアルカリ乾電池を充電しないようにするためなんだと思います。

 

OLYMPUS VP-10

本体のおしりにUSB端子が内蔵されています。カバーには脱落防止の塩ビのベルトがついているので,うっかりふたを落として無くすことはなさそうですね。

 

試しに,iPhoneなどについているUSB用のACアダプタに差して充電してみましたが,問題なく充電できています。市販のものなら大抵のものは合うんじゃないでしょうか。

 

取り回しが大変な場所用に短いUSB延長ケーブルが同梱されているので,PC接続などで困ることはないと思います。

 

OLYMPUS VP-10

レビューであまり評判がよくなかった十字カーソルボタンですが,全体的にお椀型というか,ゆるく傾斜がついているので,十字ボタンの真ん中を押して上下左右するというのではなく,上下左右の端を爪先ではじくようなイメージで操作すると誤操作もなく使うことができました。

 

その度に録音や再生の設定を変える,という方にはこの小さいボタンがストレスになるかもしれませんが,基本的に最初に設定した内容は変えない,という使い方をされる方であれば,ストレスにはならないんじゃないかな,と思います。

 

OLYMPUS VP-10

本体の上端に録音開始・停止用のスライドスイッチがあります。

 

開始も停止も同じ操作だと誤操作に繋がりそうですが,これは上にスライドすれば録音が開始されてスイッチはそこで止まっていて,停止するときは反対に向けてスライドするという形なので,誤操作はないと思います。

 

目視しなくても操作できるので,本体を見ながらごそごそやらなくてもいいのは使い勝手がいいですね。

 

OLYMPUS VP-10

録音スイッチの反対側には短めのクリップがついています。

 

その手前の二つの穴がマイクを内蔵している部分で,両サイドにあります。

 

胸ポケットに差しておけば普通のペンみたいであまり違和感なく,目を引くこともない,という風にレビューではありましたが,通常のクリップ付きのペンのクリップと比べると長さが短いし,構造上,留めたところより本体の頭が少し出る感じになるので,知ってる人が見るとやっぱり録音してるな,というのが分かるんじゃないかな,という気がします。

 

ただ,そういうICレコーダーの知識がない人には分からないかも知れないですね。

 

サイドには電源ボタンがあり,単純にスライドしただけではオンオフにならず,0.5秒以上押さないといけないので,誤って電源を入れたり切ったりすることがないと思います。

 

この電源を切った状態でも,いわゆるパソコンのスリープ状態みたいな感じで,録音スイッチを操作するとすぐに録音状態に入ってくれるので,バッテリーの消費を抑えつつ待機状態にしてくれて使いやすいと思います。

 

早速試し録音してみたのですが,何も触らずに最初に試した状態でもかなりいい具合に録音できていました。

 

電源を切っていても,たしかに録音スイッチを入れるとすぐに録音が開始されるので,慌てて録音漏れをするようなことはないと思います。

 

内蔵スピーカーはおまけくらいに思っておいたほうがいいと思います。あくまで簡易の確認用というところですね。聴き取れるけれど,音質はいいとは言えません。

 

その代わり,ヘッドホンをつけると,とてもクリアに聴き取ることができます。そういう使い方を前提にしているんでしょうね。

 

雑音防止のための機能がいくつかあるのですが,先ず,「擦れ音フィルター」というポケットに入れているときのガサコソいう音や,卓上に置いていて動かすときに擦れる音などがいい具合にカットされます。

 

もちろん,全く聞こえなくなるわけではないのですが,気にならない程度に逓減してくれる,という感じですね。話し声を邪魔することがないので,とても聞きやすく感じました。

 

空調音や機械音をカットするというローカットフィルターはかけすぎると音がこもるというか,水中にいるような感じになるので,なくても問題ないかな,と思います。実際にノイズキャンセラーを切って録音してみましたが,特に問題はなさそうでした。

 

驚いたのは,スーツの胸ポケットだけでなく,内ポケットに挟んだ状態でも結構クリアに録音してくれるというところです。

 

胸ポケットに差したらやっぱりちょっと違和感があるかなぁ,と思って試しにうちポケットに入れてみたのですが,特に胸元を開けていたわけでもないのに結構ちゃんと音を拾っていて,この全指向性ステレオマイクという,あらゆる方向の音を漏れなく拾うマイクの威力にびっくりしました。

 

内ポケットに入れて録音できるなら,全く違和感がないし,内緒で録音しなければならないような状況でも問題なく使えるので,そういう目的での録音を考えている方にはいいかもしれないですね。

 

このペン型のICレコーダー,VP-10とVP-15とがあって,何が違うのかな,と思ったのですが,単に旧型か新型かの違いだけのようです。

 

値段が3000円ほど違ったので旧型にしてみましたが,特に問題なく使えているので,コストパフォーマンスを求められる方にはVP-10をお勧めします。

 

実戦投入は週明けになりますが,これは威力を発揮してくれそうだな,と今から楽しみにしています。

 


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